漢字の成り立ち

漢字の「人」は人が支え合ってできたのか?成り立ちから考えてみよう!

漢字の成り立ち

 

成り立ち博士
成り立ち博士
こんにちは、成り立ち博士です。

 

今日は小学校一年生で学習する「人」という漢字です。

「人」という漢字は、「人と人が支え合って出来ている」というのを聞いたことはありませんか?

では人という漢字をよく見てみましょう。

全然支え合ってないですね(笑)

むしろ左の人が右の人に乗っかっちゃってる・・・。

そうなんです。

実は人という漢字は支え合ってできた漢字ではありません。

でも惜しいんです。

ではどのようなルーツがあるのでしょうか?

「人」という漢字の成り立ちから見ていきましょう。


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目次から読みたい所へ飛べますよ♪

漢字の成り立ち「人」
(象形文字)

漢字の成り立ち<象形文字とは>

 

漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>

 

 

 

「人」という漢字は、横向きに立っている人をかたどった象形文字です。

意味は、

①ひと、にんげん
②ひとがら
③特定の分野に属するひと
④ひとを数える単位

です。

「孟子」に【仁(他人に対する愛敬の意)は人なり】と書かれており、人とは他人に対する優しさを表すとしています。

このことから、人という漢字は、一人というよりは複数をイメージして作られた漢字です。

複数をイメージして作られたこと、相手に対する愛敬の意味があることから、「人と人が支え合う」という意味があると言われるようになったのではないでしょうか。

 

さて次は読み方です。

「人」という漢字の読み方を全て知っていますか?

もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。

チェックしてみましょう!

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漢字「人」の読み方

音読み・訓読み別に見ていきましょう。

音読み

「ジン」

例:日本人(にほんじん)、人格(じんかく)、人民(じんみん)、人工(じんこう)、人口(じんこう)、人材(じんざい)、人事(じんじ)、人骨(じんこつ)、人員(じんいん)、人為(じんい)、人海(じんかい)、人種(じんしゅ)、人生(じんせい)、人定(じんてい)、人知(じんち)、人徳(じんとく)、人力(じんりき)、人災(じんさい)、人類(じんるい)、人名(じんめい)、人脈(じんみゃく)、恩人(おんじん)、家人(かじん)、奇人(きじん)、擬人(ぎじん)、求人(きゅうじん)、愚人(ぐじん)、私人(しじん)、成人(せいじん)、知識人(ちしきじん)、同名異人(どうめいいじん)、田園詩人(でんえんしじん)

・彼は人脈が広い。
(かれはじんみゃくがひろい)

「ニン」

例:人間(にんげん)、人数(にんずう)、人形(にんぎょう)、人参(にんじん)、役人(やくにん)、苦労人(くろうにん)、一個人(いちこじん)、貴婦人(きふじん)、不人気(ふにんき)、人気(にんき)、人間味(にんげんみ)、御寮人(ごりょうにん)、支配人(しはいにん)、集配人(しゅうはいにん)、商売人(しょうばいにん)、渡世人(とせいにん)、仲買人(なかがいにん)、十人十色(じゅうにんといろ)

・百人いれば十人十色の考えがある。
(ひゃくにんいればじゅうにんといろのかんがえがある)

訓読み

「ひと」

例:人柄(ひとがら)、旅人(たびびと)、人手(ひとで)、人一倍(ひといちばい)、人差し指(ひとさしゆび)、人真似(ひとまね)、人文字(ひともじ)、人寄せ(ひとよせ)、人伝(ひとづて)、人垣(ひとがき)、人聞き(ひとぎき)、人心(ひとごころ)、人目(ひとめ)、人山(ひとやま)

・彼は人一倍頑張り屋さんだ。
(かれはひといちばいがんばりやさんだ)

その他

例:素人(しろうと)、玄人(くろうと)、蔵人(くろうど)、小人(こども)、大人(おとな)、舎人(とねり)、仙人掌(さぼてん)

 

では次に「人」の書き順・書き方です。

漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。

<漢検>採点基準と合格基準

一画ずつ丁寧に解説していきますね。

漢字「人」の書き順・書き方
(二画)(部首:人 ひと・にんべん・ひとやね

漢字<画数で検索>する場合はこちら

漢字<部首から検索>する場合はこちら

ゆっくり練習していきましょう。

一画目

・マスの縦の中心から、左斜め下へ進み、はらいます。

二画目

・右斜め下へ真っ直ぐ進み、最後は力強くはらいます。

★①②画とも、左右に大きくはらいます(

★①②画目が交わる所は、マスの縦の中心より少し左寄りに書きましょう(

★①②画は下を揃えましょう(---

 

色々なポイントがありましたが、特に注意したいのは、

・①②画とも、左右に大きくはらうこと。
・①②画目が交わる所は、マスの縦の中心より少し左寄りに書くこと。

です。

綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪

ぜひ挑戦してくださいね^^

「人」は漢字検定10級レベル
(小学校1年生修了程度)

漢字検定のレベル別詳細についてはこちら

 

最後はこの記事のまとめです。

そうだった!こんなこと書いてたな!

と思い出してくださいね^^

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漢字の成り立ち「人」まとめ

それでは最後にまとめていきましょう。

  • 「人」 漢字の成り立ちは、横向きに立っている人をかたどった象形文字。
  • 複数をイメージして作られたこと、相手に対する愛敬の意味があることから、「人と人が支え合う」という意味があると言われるようになったと考えられる。
  • 読み方は、「ジン」「ニン」「ひと」。
  • 二画で、部首は「人(ひと・にんべん・ひとやね)」。
  • 漢字検定10級レベル (小学校1年生修了程度)。

以上が漢字「人」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

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