漢字の成り立ち

漢字の成り立ち「男」

 

成り立ち博士
成り立ち博士
こんにちは、成り立ち博士です。

 

小学校一年生で学習しょうがくいちねんせい がくしゅうする漢字の中かんじ なかに「男」があります。 

こちらの漢字かんじはどのような成り立ちや意味な た  いみがあるのでしょうか。

ぜひ最後までご覧さいご   らんになってくださいね。

では最初は成り立ちから確認さいしょ な ら   かくにんしていきましょう。

スポンサーリンク

漢字の成り立ち「男」
(会意文字)

 

 

会意文字かいいもじです。

」と「ちから」から成り立な たっており、力は力強いの意味ちから ちからづよ  いみではなく、田を耕た たがやすための農具のうぐあらわしています。

歴史的に田を管理れきしてき た かんりしている人を男と言ひと おとこ いったことから、現在の男げんざい おとこという意味で使いみ つかわれるようになりました。

 

次に意味を確認つぎ いみ かくにんしていきましょう。

漢字「男」の意味

生物学的な男性せいぶつがくてき だんせい

人間の男性を意味にんげん だんせい いみします。

例:男児(だんじ)、男性(だんせい)

息子むすこ

例:長男(ちょうなん)、次男(じなん)、嫡男(ちゃくなん)

 くらい

例:五等爵(ごとうしゃく)

彼氏かれし

娘に男むすめ おとこができた」というと、「娘に彼氏かれしができた」ということです。

名誉・立場を上めいよ たちば あげる

おとこをあげる」というと、おとこらしさを発揮して立場はっき  たちばげることをいます。

 

読み方も具体的に見よ かた ぐたいてき みていこうとおもいます。

スポンサーリンク

漢字「男」の読み方

それでは音読み・訓読み別に読み方おんよ  くんよ べつ よ かた確認かくにんしていきましょう!

音読み

「ダン」

例:男性(だんせい)、男子(だんし)、男女(だんじょ)、男系(だんけい)、男爵(だんしゃく)、男女(だんじょ)、男優(だんゆう)、快男児(かいだんじ)、好男子(こうだんし)

・隣の息子は快男児だ。
(となりのむすこはかいだんじだ)

「ナン」

例:男体(なんたい)、老若男女(ろうにゃくなんにょ)、男色(なんしょく)、善男(ぜんなん)

・ハンバーグは老若男女好きなひとが多い。
(はんばーぐはろうにゃくなんにょすきなひとがおおい)

訓読み

「おとこ」

例:男の子(おとこのこ)、男前(おとこまえ)、男手(おとこで)、男気(おとこぎ)、男衆(おとこしゅう)、男持ち(おとこもち)、男鰥(おとこやもめ)、男役(おとこやく)、大男(おおおとこ)、作男(さくおとこ)、寺男(てらおとこ)、年男(としおとこ)、雪男(ゆきおとこ)、男郎花(おとこえし)

・雪男は実在すると思いますか?
(ゆきおとこはじつざいするとおもいますか?)

 

「おのこ」(常用外)

例:男子(おのこ)

おのこは現在利用される事はほとんどありません。

これは明治時代の正岡子規の小説などで見られます。

その他

益荒男(ますらお)

 

次に書き方を紹介つぎ か かた しょうかいします。

漢字「男」の書き順・書き方
(七画)(部首:田)

では綺麗に書きれい かくためのポイントを確認かくにんしましょう。

一画目

・マスの左上から書き始ひだりうえ  か はじめます。

・やや内向うちむきに右斜め下へ進みぎなな した すすみ、めます。

二画目

一画目の書き始いっかくめ か はじめから、右へ進みぎ すすみ、一旦止いったんと めます。

鉛筆を離えんぴつ はなさずに、そのままやや内向うちむきに左斜め下へ進ひだりなな した すすみ、めます。

一画目と二画目いっかくめ にかくめ内向うちむきの角度は揃かくど そろえてくださいね。

三画目

二画目の横線にかくめ よこせん中心ちゅうしん(マスの中心)から下へ書き進した か すすめます。

四画目

一画目の真ん中いっかくめ ま なかから右へ書みぎ かきます。

田の四つの空間よっ  くうかん同じ大おな おおきさになるようにしましょう。

五画目

一画目と二画目いっかくめ にかくめ書き終か おわわりをつなげます。

六画目

・マスの左下ひだりしたからやや斜め右上なな みぎうえ書き進か すすめ、一旦止いったんとめます。

・そのまま左斜め下へ進ひだりなな した すすみ、最後は左斜めうえへ、みじかくはねます。

七画目

三画目の書き終さんかくめ か おわわり(マスの中央ちゅうおう)から、左斜め下ひだりなな したすすみ、ゆっくりはらいます。

 

最後さいごにうんちくを紹介しょうかいしたいとおもいます。

おとこはうんちくが大好だいすきというはなしです(笑)

漢字「男」のうんちく

男という字は遅咲きだった

今でこそ、性別での男性として使われている「男」という漢字ですが、実はそういった意味で使われるようになったのは明治時代に入ってからだということをご存知ですか?

漢字が中国から入った時頃、中国にも「男」という漢字はありましたが、あまり使われていなかったため日本にも入って来ませんでした。

しかし明治時代になり、西洋の本で男女の名詞を翻訳する時それに値する漢字として「男」と言う漢字を使ったのが始まりだと言われています。

では、その頃男性を意味する漢字は何だったかというと、「土」だったんですよ。

現在では「男女」とかきますが、昔は「土女」と書かれていました。

古代中国で男を意味する漢字は土だったんですね。

 

スポンサーリンク

漢字の成り立ち「男」のまとめ

 

最後にこの記事をまとめていきましょう。

  • この文字は耕作地を表す象形と、太い力強い腕の象形から成り立っている。昔から力は男性の象徴であった。
  • 「生物学的な男性」・「女性の恋愛対象としての男性」などの意味がある。
  • 音読みだと「だん」・「なん」、訓読みだと「おとこ」・「おのこ」という読み方になる。
  • 「田」のスペースを等しく書くのが綺麗に書くためのポイント。
  • 男という漢字が使われるようになったのは明治時代。

以上が漢字「学」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

こちらの記事も読まれています