岩の成り立ちの種類 | 会意文字 |
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岩の漢字の部首・画数 | (部首)山 (やま・やまへん)(画数)8画 |
岩の漢字の読み方 | (音)ガン(訓)いわ |
岩の漢字の意味 | いわ、大きな石、岩代(いわしろ)の国の略 |
岩の漢字の学年・漢字検定 | (学年)小学校2年生(漢字検定)9級 |
ここでは「岩」という漢字の成り立ちについて解説していきます。
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漢字の成り立ち「岩」
(会意文字)
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漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>
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岩
「岩」は「巖(ガム)」の俗字で、三国時代あたりから見られるようになりました。
「山」と「石」で成り立った会意文字です。
山は山を表しており、石は「厂+口」に分解でき、厂は崖を、口はここでは「くち」ではなくコロコロしたもの=石を表しています。
ですので「岩」は山の崖にある石という意味となります。
山や崖のスケールでコロコロした小さな石が注目されるとは思えないので、このスケールで語られる石とは大きいものであると考えることができますよね。
ですので、「大きな石」が岩となったのです。
「岩」の漢字の成り立ちが分かったら、次は正しい形で書く練習です。
昨今では、携帯電話やパソコンが普及し、日常生活から手書きで書く、という機会が減りました。
ですが一方で、漢字学習においては、その文字を記憶するには手書きすることが一番、能力の向上に役立つ、という研究結果も出てきているところです。
また、お年寄りにとっても、手書きするということが脳機能を活性化させ、痴呆防止にも役立つと言われています。
実は90%以上の方が、老化防止として、新しいことを始めることに意欲的なんだそうですよ!
ここでもう一度、「岩」という漢字が、
- どのような形で
- どのような筆順で
- どのような所に注意したら良いか
確認しながら練習してみましょう。
漢字「岩」の綺麗な書き方
ゆっくり練習していきましょう。
一画目
・マスの中心を意識して、下へ真っ直ぐ短く進み、止めます。
ニ画目
・一画目の始点よりも低い位置から、外向きに短く進み、一旦止めます。
・そのまま右へ少し反りながら進み、止めます。
三画目
・一画目の始点よりも低く、ニ画目の始点よりは少し高い位置から、内向きに短く進み止めます。
・ニ画目の終点から少し突き出るようにしましょう。
四画目
・ニ画目の始点とだいたい揃える所からやや右斜め上へ進み、三画目の始点と揃う位置で止めます。
五画目
・左斜め下へはらいます。
(画像では四画目の左寄りから書き始めていますが、四画目の真ん中から左斜め下へはらっても綺麗に書けます。)
六画目
・五画目の始点とだいたい揃う所から、やや内向きに短く進み、止めます。
七画目
・六画目の始点から、やや右斜め上へ進み、一旦止めます。
・そのまま内向きに短く進み、止めます。
八画目
・六画目の終点から、やや右斜め上へ進み、七画目の終点から少しはみ出た所で止めます。
止める所、払うところ、中心を意識するなど、色々なポイントがありましたね。
注意して書きましょう。
綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪
ぜひ挑戦してくださいね^^
「岩」は漢字検定9級レベル
最後はこの記事のまとめです。
そうだった!こんなこと書いてたな!
と思い出してくださいね^^
漢字の成り立ち「岩」まとめ
それでは最後にまとめていきましょう。
- 「山」と「石」で成り立った会意文字。
- 読み方は「ガン」「いわ」。
- 漢字「岩」は八画で、部首は山。
- 「岩」は漢字検定9級レベルである。
以上が漢字「岩」のまとめです。
いかがでしたか?
漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。
楽しく学んでくださいね♪