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漢字の成り立ち「足」

本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。

 

[chat face=”character_hakase.jpg” name=”成り立ち博士” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]こんにちは、成り立ち博士です。[/chat]

 

今日は小学校一年生で学習する「足」という漢字です。

成り立ち・意味・読み方・書き順・うんちくまで分かりやすく紹介します。

特に最後のうんちくでは、女性が言われたくない大根足についてです^^

ぜひ最後まで読み進めてくださいね♪

それでは見ていきましょう!

漢字の成り立ち「足」
(象形文字)

漢字の成り立ち<象形文字とは>

 

漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>

 

足という漢字は、人間のひざからつま先までを表しています。

ひざが口の部分、その下は「止」で足跡を表し、つま先を表現しています。

 

では次にこの字の意味を確認していきましょう。

どのような使われ方をするのでしょうか。

目次

漢字「足」の意味

歩いたり走ったりするための体の一部

例:足下(あしした)、長足(ながあし)、足首(あしくび)、足弱(あしよわ)、後足(あとあし)、片足(かたあし)、義足(ぎそく)、右足(みぎあし)、左足(ひだりあし)、前足(まえあし)

進む

例:遠足(えんそく)、俊足(しゅんそく)、駆け足(かけあし)、足並み(あしなみ)、足早(あしばや)、逸足(いっそく)、急ぎ足(いそぎあし)、一足(ひとあし)

十分にある

例:具足(ぐそく)、満足(まんぞく)、不足(ふそく)、補足(ほそく)、充足(じゅうそく)

動く様子

例:雨足(あまあし)、雲足(くもあし)

乗り物

例:足がない(あしがない)、足代(あしだい)

赤字

例:足が出る(あしがでる)

履物の単位

例:一足(いっそく)

人・弟子

例:人足(にんそく)、高足(こうそく)、俊足(しゅんそく)、足軽(あしがる)

 

では次に、足はどのような読みをするのか紹介していきますね。

漢字「足」の読み方

音読み・訓読み別に見ていきましょう。

音読み

「ソク」
例:足跡(そくせき)、快足(かいそく)、禁足(きんそく)、下足(げそく)、洗足(せんそく)、纏足(てんそく)、土足(どそく)、発足(ほっそく)、ご足労(ごそくろう)、力不足(ちからぶそく)、腹足類(ふくそくるい)、過不足(かぶそく)、寝不足(ねぶそく)、自給自足(じきゅうじそく)、一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)

・ここは土足禁止です。
(ここはどそくきんしです)

訓読み

「あし」
例:足枷(あしかせ)、足音(あしおと)、足形(あしがた)、足芸(あしげい)、足腰(あしこし)、足癖(あしくせ)、足裏(あしうら)、足場(あしば)、足偏(あしへん)、足湯(あしゆ)、足技(あしわざ)、揚げ足(あげあし)、浮足(うきあし)、襟足(ありあし)、大足(おおあし)、客足(きゃくあし)、差し足(さしあし)、素足(すあし)、出足(であし)、猫足(ねこあし)、千鳥足(ちどりあし)

・行動できない足枷を外す。
(こうどうできないあしかせをはずす)

 

「た
例:足りる(たりる)、足る(たる)、足す(たす)、足し算(たしざん)

・何か足りない物はありませんか?
(なにかたりないものはありませんか)

その他

足末(あなすえ)、百足(むかで)、足袋(たび)、足恭(すうきょう)、足結(あゆい)、足掻く(あがく)

 

次に綺麗に足を書くためのポイントをお伝えします。

漢字「足」の書き順・書き方
(七画)(部首:足)

綺麗に漢字の足と書けるように練習しましょう。

一画目

・マスの左上からやや内向きに下へ進み、止めます。

二画目

・一画目の始点を少し出し、やや右上がりに進み、一旦止めます。

・鉛筆を離さずに左斜め下へ内向きに下へ進み、止めます。

三画目

・一画目の終点を少し出し、右へ進みます。

四画目

・マスの中心になるように口の下から下へ真っ直ぐ進み、止めます。

五画目

・二画目の折れ曲がる部分から横にはみ出さないようにしましょう。

六画目

・一画目の終点の下から書き始めます。

・左斜め下へ進み、ゆっくりはらいます。

七画目

・右斜め下へ進み、最後は力強くはらいましょう。

 

次に人間の足に関係するうんちくを紹介します。

ではどのようなうんちくでしょうか?

漢字「足」のうんちく

大根足は美脚の表現だった!?

今女性に「あなた大根足だね」という男性はいないと思います。

失礼ですからね。

しかし平安時代では、「大根足」というと美脚を意味していました。

古事記では「大根のように白い腕」という記述もあったくらいなんですよ。

今では色々と品種改良がされていて、大根と言えばくびれがなく、太いイメージですが、昔の大根は細かったと考えられます。

大根足は太いというイメージは江戸時代くらいからだそうです。

確かに白くて細い大根をイメージしたら美脚かも・・・

 

最後は漢字「足」をまとめましょう。

漢字の成り立ち「足」のまとめ

ではこの記事のまとめをしていますね。

  • 足という漢字の成り立ちは、ひざからつま先までを表現した象形文字。
  • 意味は、歩いたり走ったりするための体の一部、進む、十分にある、動く様子、乗り物、赤字、履物の単位、人・弟子。
  • 読み方は「ソク」「あし」「た」。
  • 漢字の「足」は七画で部首は足。
  • 大根足は、昔は美脚の意味だった。

以上が漢字「学」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

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コメント

コメント一覧 (1件)

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