本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。
漢字の成り立ち「漆」
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漆[/box03]
[chat face=”character_hakase.jpg” name=”成り立ち博士” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]こんにちは、成り立ち博士です。[/chat]
今日は高校で学習する「漆」という漢字です。
成り立ち・読み方・書き順を分かりやすく紹介します。
漢字が好きな人、漢字検定を受ける人もぜひ最後まで読み進めてくださいね♪
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目次から読みたい所へ飛べますよ♪
漢字の成り立ち「漆」
(形声文字)
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漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>
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漆
「うるし」という意味で使われていたのは「(しつ)」という漢字で、木の皮を剥ぎ、汁を取ることを表現した象形文字でした。
一方「漆」は川の名前だったのです。
漆は、意味を表す「水」と音を表す「」が組み合わさってできた形声文字です。
しかし滴り落ちる木の汁の様子から、後にこの漢字が「うるし」という意味で使われるようになりました。
さて次は読み方です。
「漆」という漢字の読み方を全て知っていますか?
もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。
チェックしてみましょう!
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漢字「漆」の読み方
音読み・訓読み別に見ていきましょう。
音読み
「シツ」
例:漆喰(しっくい)、漆黒(しっこく)、漆器(しっき)、乾漆(かんしつ)、膠漆(こうしつ)、金漆(きんしつ)、青漆(せいしつ)、赤漆(せきしつ)、彫漆(ちょうしつ)、丹漆(たんしつ)
訓読み
「うるし」
例:漆掻き(うるしかき)、黄櫨漆(はぜうるし)
では次に「漆」の書き順・書き方です。
漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。
一画ずつ丁寧に解説していきますね。
漢字「漆」の書き順・書き方
(十四画)(部首:氵)
ゆっくり練習していきましょう。
一画目
・細長く「氵(さんずい)」を書いていきます。
・マスの左上から、左斜め下へ短く点を書き止めます。
ニ画目
・一画目の始点より少し外側から、右斜め下へ短く点を書く止めます。
三画目
・ニ画目の始点よりも少し内側から、角度を付けて、やや長めに上へ跳ねます。
・跳ねる長さ分、一、ニ画目よりも書き始めを離しましょう。
四画目
・一画目の終点に近い所から、やや右斜め上へ進み、止めます。
五画目
・四画目の真ん中を通るように、真っ直ぐ下へ進み、止めます。
六画目
・四画目と五画目の交わる所から、左斜め下へ進みはらいます。
七画目
・四画目と五画目が交わる所の少し下から、右斜め下へ短く点を書き止めます。
★・・・ここは「はらい」でもOKです。
八画目
・五画目の終点から、左斜め下へ進み、はらいます。
九画目
・五画目の終点から、右斜め下へ進み、やや力強くはらいます。
十画目
・五画目と垂直ラインで揃うように真っ直ぐ下へ進み、一旦止め、そのまま左斜め上へ跳ねます。
十一画目
・右斜め下へ、短く点を書き止めます。
・十画目に触れないようにしましょう。
十二画目
・右斜め上に短く跳ねます。
・十画目に触れないようにしましょう。
十三画目
・左斜め下へ短くはらいます。
十四画目
・右斜め下へ短く点を書き止めます。
以上が「漆」の書き方です。
止める所、払う所など、色々なポイントがありましたね。
注意して書きましょう。
綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪
ぜひ挑戦してくださいね^^
「漆」は漢字検定準2級レベル
最後はこの記事のまとめです。
そうだった!こんなこと書いてたな!
と思い出してくださいね^^
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漢字の成り立ち「漆」まとめ
それでは最後にまとめていきましょう。
- 「漆」の漢字の成り立ちは「水」と「」が組み合わさってできた形声文字。
- 読み方は、「シツ」「うるし」。
- 十四画で、部首は氵(さんずい)。
- 漢字検定準2級レベル。
以上が漢字「漆」のまとめです。
いかがでしたか?
漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。
楽しく学んでくださいね♪