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漢字の成り立ち「悠」

本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。

[box03 title=”漢字の成り立ち”]

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[chat face=”character_hakase.jpg” name=”成り立ち博士” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]こんにちは、成り立ち博士です。[/chat]

 

今日は高校生で学習する「悠」という漢字です。

成り立ち・読み方・書き順を分かりやすく紹介します。

漢字が好きな人、漢字検定を受ける人もぜひ最後まで読み進めてくださいね♪


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目次から読みたい所へ飛べますよ♪

漢字の成り立ち「悠」
(形声文字)

漢字の成り立ち<形声文字とは>


漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>

 

 

意味を表す「心」と音を表す「ゆう」が組み合わさってできた形声文字です。

「攸」は、説文解字(最も古い部首別辞典)に「攸は行水なり」とあり、体を洗い清めることを言います。

そこに「心」を付けて、体を洗い清め、穏やかにな気持ちになることを表しています。

心が落ちついていると「ゆったり」し、心が遠くびやかになることから、「はるか」「とおい」という意味で使われるようになりました。

 

さて次は読み方です。

「悠」という漢字の読み方を全て知っていますか?

もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。

チェックしてみましょう!


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目次

漢字「悠」の読み方

音読み・訓読み別に見ていきましょう。

音読み

「ユウ」
例:悠長(ゆうちょう)、悠久(ゆうきゅう)、悠遠(ゆうえん)、悠悠(ゆうゆう)、悠々(ゆうゆう)、悠然(ゆうぜん)、悠揚(ゆうよう)、悠悠自適(ゆうゆうじてき)、悠々自適(ゆうゆうじてき)、悠悠閑閑(ゆうゆうかんかん)

訓読み

「はる(か)」「とお(い)」(常用外)
例:悠か(はるか)、悠い(とおい)

 

では次に「悠」の書き順・書き方です。

漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。

<漢検>採点基準と合格基準

一画ずつ丁寧に解説していきますね。

漢字「悠」の書き順・書き方
(十一画)(部首:心こころ・りっしんべん・したごころ

漢字<画数で検索>する場合はこちら

漢字<部首から検索>する場合はこちら

ゆっくり練習していきましょう。

一画目

・マスの左上から、左斜め下へ進み、はらいます。

ニ画目

・一画目から、下へ真っ直ぐ進み、止めます。

三画目

・ニ画目の始点よりも少し上から、下へ真っ直ぐ進み、止めます。

★ニ画目よりも少し高い位置で書き終えましょう。

四画目

・一画目と始点の高さを揃えて、左斜め下へ進み、はらいます。

五画目

・四画目から、やや右斜め上へ進み、止めます。

六画目

・五画目の真ん中から、左斜め下へ進み、はらいます。

七画目

・右斜め下へ進み、最後は力強くはらいます。

八画目

・平たい「心」を書いていきます。

・左斜め下へ、短く点を書き止めます。

九画目

・ニ画目の終点付近から、右斜め下へ丸みを帯びながら進み、一旦止め、左斜め上へ跳ねます。

★底辺を八画目の終点と高さを揃えるようにしましょう。

十画目

・短く点と書き、右斜め上へ跳ねて、次画へ繋げます。

★十画~十一画目の点の幅を揃えるようにしましょう。

十一画目

・短く点を書き止めます。

★五画目の終点と縦のラインを揃えましょう。

 

ポイントは、三画目の縦画を短くすること、八~十一画の「心」は平べったく書くことです。

注意して書きましょう。

綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪

ぜひ挑戦してくださいね^^

「悠」は漢字検定準2級レベル
(高校在学程度)

漢字検定のレベル別詳細についてはこちら

 

最後はこの記事のまとめです。

そうだった!こんなこと書いてたな!

と思い出してくださいね^^


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漢字の成り立ち「悠」まとめ

それでは最後にまとめていきましょう。

  • 「悠」の漢字の成り立ちは、意味を表す「心」と音を表す「攸」が組み合わさってできた形声文字。
  • 読み方は、「ユウ」「はる(か)」「とお(い)」。
  • 「悠」は十一画で、部首は「心(こころ・りっしんべん・したごころ)」。
  • 漢字検定準2級レベル (高校在学程度)。

 

以上が漢字「悠」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

 

 

 

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