耕
今日は小学校五年生で学習する「耕」という漢字です。
成り立ち・読み方・書き順を分かりやすく紹介します。
漢字が好きな人、漢字検定を受ける人もぜひ最後まで読み進めてくださいね♪
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目次から読みたい所へ飛べますよ♪
漢字の成り立ち「耕」
（形声文字）
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漢字の成り立ち＜古代文字の甲骨文字・金文・篆文（篆書体）とは＞
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耕
意味を表す「耒」と音を表す「井」が組み合わさってできた形声文字です。
この漢字の部首でもある「耒」は、農具や耕作に関係する部首で、耕では、農地を整える「すき」を表しています。
また、「井」は「刑」の初形であり、井戸の井とは違います。
井の漢字の形から、区切るというイメージが浮かぶと思いますが、すきで田んぼを「たがやし」整えるという意味で使われるようになりました。
さて次は読み方です。
「耕」という漢字の読み方を全て知っていますか？
もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。
チェックしてみましょう！
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漢字「耕」の読み方
音読み・訓読み別に見ていきましょう。
音読み
「コウ」
例：耕作（こうさく）、耕地（こうち）、耕稼（こうか）、耕耘（こううん）、耕土（こうど）、休耕（きゅうこう）、中耕（ちゅうこう）、舌耕（ぜっこう）、春耕（しゅんこう）、筆耕（ひっこう）、農耕（のうこう）、耕運機（こううんき）、休耕田（きゅうこうでん）、晴耕雨読（せいこううどく）
訓読み
「たがや（す）」
耕す（たがやす）
では次に「耕」の書き順・書き方です。
漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。
一画ずつ丁寧に解説していきますね。
漢字「耕」の書き順・書き方
（十画）（部首：耒すきへん・らいすき）
ゆっくり練習していきましょう。
一画目
・マスの左上から、やや右斜め上へ短く進み、止めます。
ニ画目
・一画目の始点の下から、やや右斜め上へ短く進み、止めます。
三画目
・やや右斜め上へ進み、止めます。
★①～②画目よりも長く書きましょう。
★①～③画目でできる空間の大きさを揃えましょう（●）
四画目
・下へ真っ直ぐ進み、止めます。
★①画目が２：１の幅になるように、少し右寄りを通りましょう。
五画目
・③画目と④画目が交わる所から、左斜め下へ進み、はらいます。
六画目
・③画目と④画目が交わる所よりも少し下から、右斜め下へ短く点を書き止めます。
七画目
・やや右斜め上へ進み、止めます。
八画目
・やや右斜め上へ進み、止めます。
★七画目よりも長く書きましょう。
九画目
★⑨～⑩画が通る、七～八画の幅は均等になるようにしましょう。
・下へ真っ直ぐ進み、八画目を過ぎた所で左斜め下へはらいます。
十画目
・⑨画目よりも高い位置から真っ直ぐ進み、そのまま真っ直ぐ止めます（はらいも可）。
・④画目よりも下の位置で終えましょう。
色々なポイントがありましたが、特に注意したいのが、
・一画目が２：１の幅になるように、④画目が少し右寄りを通ること。
・⑧画目が⑦画目よりも長く書くこと。
です。
綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪
ぜひ挑戦してくださいね^^
「耕」は漢字検定６級レベル
（小学校５年生修了程度）
最後はこの記事のまとめです。
そうだった！こんなこと書いてたな！
と思い出してくださいね^^
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漢字の成り立ち「耕」まとめ
それでは最後にまとめていきましょう。
- 「耕」の漢字の成り立ちは、意味を表す「耒」と音を表す「井」が組み合わさってできた形声文字。
- 読み方は「コウ」「たがや（す）」。
- 「耕」は十画で、部首は「耒（すきへん・らいすき）」、綺麗に書くポイントは、「一画目が２：１の幅になるように、④画目が少し右寄りを通ること」と「⑧画目が⑦画目よりも長く書くこと」。
- 漢字検定６級レベル （小学校５年生修了程度）。
以上が漢字「耕」のまとめです。
いかがでしたか？
漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。
楽しく学んでくださいね♪
