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漢字の成り立ち「樹」

本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。

 

[chat face=”character_hakase.jpg” name=”成り立ち博士” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]こんにちは、成り立ち博士です。[/chat]

 

今日は小学校六年生で学習する「樹」という漢字です。

成り立ち・読み方・書き順を分かりやすく紹介します。

漢字が好きな人、漢字検定を受ける人もぜひ最後まで読み進めてくださいね♪


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目次から読みたい所へ飛べますよ♪

漢字の成り立ち「樹」
(形声文字)

漢字の成り立ち<形声文字とは>

 


漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>

 

 

 

意味を表す「」と音を表す「(じゅ)」が組み合わさってできた形声文字です。

は「つづみ」で、手で打つ楽器を表し豊作を願う祭りで使われました。

そのに木を付けた「樹」は、鼓の音色で樹木が育つという意味があります。

そこから「き、たちき」という意味となりました。

 

さて次は読み方です。

「樹」という漢字の読み方を全て知っていますか?

もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。

チェックしてみましょう!


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目次

漢字「樹」の読み方

音読み・訓読み別に見ていきましょう。

音読み

「ジュ」
例:樹氷(じゅひょう)、樹下(じゅか)、樹幹(じゅかん)、樹冠(じゅかん)、樹勢(じゅせい)、樹陰(じゅいん)、樹液(じゅえき)、樹影(じゅえい)、樹林(じゅりん)、樹海(じゅかい)、樹脂(じゅし)、樹木(じゅもく)、樹皮(じゅひ)、樹立(じゅりつ)、樹齢(じゅれい)、大樹(たいじゅ)、老樹(ろうじゅ)、巨樹(きょじゅ)、果樹(かじゅ)、一樹(いちじゅ)、植樹(しょくじゅ)、緑樹(りょくじゅ)、風樹(ふうじゅ)、記念樹(きねんじゅ)、街路樹(がいろじゅ)、常緑樹(じょうりょくじゅ)、広葉樹(こうようじゅ)、針葉樹(しんようじゅ)、落葉樹(らくようじゅ)

訓読み

「き」「う(える)」「た(てる)」(常用外)
例:樹(き)、樹える(うえる)、樹てる(たてる)

その他

樹懶(なまけもの)

 

では次に「樹」の書き順・書き方です。

漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。

<漢検>採点基準と合格基準

一画ずつ丁寧に解説していきますね。

漢字「樹」の書き順・書き方
(十六画)(部首:木)

漢字<画数で検索>する場合はこちら

漢字<部首から検索>する場合はこちら

ゆっくり練習していきましょう。

木とと寸の大きさが1:1:1になるように、気を付けて書いていきます。

一画目

・マスの左上から、やや右斜め上へ短く進み、止めます。

ニ画目

・一画目と交わる所が2:1と左が大きくなるようにして、真っ直ぐ下へ進み、止めます。

三画目

・一画目と二画目が交わる所から、左斜め下へ進み、はらいます。

四画目

・一~三画目が交わっている所より少し下から、右斜め下へ点を書き止めます。

五画目

・一画目よりも上から書き始めます。

・やや右斜め上へ進み、止めます。

六画目

・五画目の真ん中を通るようにします。

・ニ画目よりも少し高い位置から、下へ真っ直ぐ進み、止めます。

七画目

・ニ画目よりも下から書き始めます。

・やや右斜め上へ進み、止めます。

・五画目よりも短く書きましょう。

八画目

・七画目の下から、やや内向きに短く進み、止めます。

九画目

・八画目の始点から、やや右斜め上へ進み、一旦止め、内向きに短く進み、止めます。

十画目

・八画目の終点が少し突き出る所から書き始めます。

・やや右斜め上へ進み、九画目を少し通り過ぎた所で止めます。

十一画目

・八画目の終点よりも少し外側から、右斜め下へ、短く点を書き止めます。

十二画目

・九画目の終点下から、左斜め下へ短くはらいます。

十三画目

・ニ画目よりも高い位置から、右斜め上へシュッとはらいます。

十四画目

・七画目の終点より低い位置から、やや右斜め上へ進み、止めます。

十五画目

・ニ画目と同じ高さから、書き始めます。

・十四画目の幅が2:1になるように真っ直ぐ通過し、ニ画目の終点よりも下に来たら、一旦止めて、左斜め上へ跳ねます。

 

十六画目

・十四画目の下から、右斜め下へ点を書き止めます。

 

止める所、払うところ、角度を付ける所、幅など、色々なポイントがありましたね。

注意して書きましょう。

綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪

ぜひ挑戦してくださいね^^

「樹」は漢字検定5級レベル

漢字検定のレベル別詳細についてはこちら

 

最後はこの記事のまとめです。

そうだった!こんなこと書いてたな!

と思い出してくださいね^^


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漢字の成り立ち「樹」まとめ

それでは最後にまとめていきましょう。

  • 「樹」の漢字の成り立ちは、木とが組み合わさってできた形声文字。
  • 読み方は、「ジュ」「き」「う(える)」「た(てる)」。
  • 漢字「樹」は十六画で、部首は木。
  • 「樹」は漢字検定5級レベル。

 

以上が漢字「樹」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

 

 

 

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