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漢字の成り立ち「休」

本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。

[box03 title=”漢字の成り立ち”]

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[chat face=”character_hakase.jpg” name=”成り立ち博士” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]こんにちは、成り立ち博士です。[/chat]

 

今日は小学校一年生で学習する「休」という漢字です。

成り立ち・読み方・書き順を分かりやすく紹介します。

漢字が好きな人、漢字検定を受ける人もぜひ最後まで読み進めてくださいね♪


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目次から読みたい所へ飛べますよ♪

目次

漢字の成り立ち「休」
(会意文字)

漢字の成り立ち<会意文字とは>


漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>

 

 

「人」と「木」が組み合わさってできた会意文字です。

現在では「やすむ」という意味で使われますが、古い時代に「休」は「めでたい」という意味で使われていました。

戦で手柄を立てた人には当時の高級品などが送られ、褒美が与えられていましたが、そのことをきゅうと呼んでいました。

褒美の中には休暇もあったことから、後に「やすむ」という意味で使われるようになりました。

「木」のもともとの漢字は「」で、軍営の入り口に目印として置かれた木を表現しています。

 

さて次は読み方です。

「休」という漢字の読み方を全て知っていますか?

もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。

チェックしてみましょう!


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漢字「休」の読み方

音読み・訓読み別に見ていきましょう。

音読み

「キュウ」
例:休業(きゅうぎょう)、休暇(きゅうか)、休養(きゅうよう)、休職(きゅうしょく)、休校(きゅうこう)、休講(きゅうこう)、休航(きゅうこう)、休耕(きゅうこう)、休廷(きゅうてい)、休園(きゅうえん)、休演(きゅうえん)、休学(きゅうがく)、休会(きゅうかい)、休刊(きゅうかん)、休館(きゅうかん)、休閑(きゅうかん)、休肝(きゅうかん)、休日(きゅうじつ)、休憩(きゅうけい)、休止(きゅうし)、休場(きゅうじょう)、休心(きゅうしん)、休戦(きゅうせん)、休診(きゅうしん)、休眠(きゅうみん)、休息(きゅうそく)、休部(きゅうぶ)、帰休(ききゅう)、運休(うんきゅう)、産休(さんきゅう)、育休(いくきゅう)、全休(ぜんきゅう)、半休(はんきゅう)、公休(こうきゅう)、週休(しゅうきゅう)、代休(だいきゅう)、定休(ていきゅう)、無休(むきゅう)、不休(ふきゅう)、臨休(りんきゅう)、廃休(はいきゅう)、遊休(ゆうきゅう)、有休(ゆうきゅう)、連休(れんきゅう)、休閑地(きゅうかんち)、休廃業(きゅうはいぎょう)、休火山(きゅうかざん)、利休色(りきゅういろ)

訓読み

「やす(む)(まる)(める)」
例:休む(やすむ)、休まる(やすまる)、休める(やすめる)、中休み(なかやすみ)、気休め(きやすめ)、春休み(はるやすみ)、夏休み(なつやすみ)、冬休み(ふゆやすみ)

「いこ(う)」「や(める)」「さいわ(い)」「よ(い)」(常用外)
例:休う(いこう)、休める(やめる)、休い(さいわい)、休い(よい)

では次に「休」の書き順・書き方です。

漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。

<漢検>採点基準と合格基準

一画ずつ丁寧に解説していきますね。

漢字「休」の書き順・書き方
(六画)(部首:亻)

漢字<画数で検索>する場合はこちら

漢字<部首から検索>する場合はこちら

ゆっくり練習していきましょう。

一画目

・細長の「イ」を書いていきます。

・マスの左上から、左斜め下へ進み、シュッとはらいます。

ニ画目

・一画目の「ノ」の真ん中ではなく、少し下から書き始めます。

・真っ直ぐ下へ進み、止めます。

三画目

・漢字の「木」を書いていきます。

・やや右斜め上へ進み、止めます。

四画目

・三画目の真ん中を通るように、真っ直ぐ下へ進み、止めます。

・ニ画目の終点と高さを揃えましょう。

五画目

・三、四画目の交わっている所から書き始めます。

・左斜め下へ進み、はらいます。

六画目

・三、四画目が交わっている所から書き始めます。

・右斜め下へ進み、力強くはらいます。

・五画目の終点と高さを揃えると綺麗に書けます。

 

止める所、払う所などのポイントがありましたね。

注意して書きましょう。

綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪

ぜひ挑戦してくださいね^^

「休」は漢字検定10級レベル

漢字検定のレベル別詳細についてはこちら

 

最後はこの記事のまとめです。

そうだった!こんなこと書いてたな!

と思い出してくださいね^^


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漢字の成り立ち「休」まとめ

それでは最後にまとめていきましょう。

  • 「休」 の漢字の成り立ちは「人」と「木」が組み合わさってできた会意文字。
  • 読み方は「キュウ」「やす(む)(まる)(める)」「いこ(う)」「や(める)」「さいわ(い)」「よ(い)」。
  • 漢字「休」は六画で、部首は亻。
  • 「休」は漢字検定10級レベル。

 

以上が漢字「休」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

 

 

 

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