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漢字の成り立ち「暁」

本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。

[box03 title=”漢字の成り立ち”]

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[chat face=”character_hakase.jpg” name=”成り立ち博士” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]こんにちは、成り立ち博士です。[/chat]

 

今日は高校生で学習する「暁」という漢字です。

成り立ち・読み方・書き順を分かりやすく紹介します。

漢字が好きな人、漢字検定を受ける人もぜひ最後まで読み進めてくださいね♪


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目次から読みたい所へ飛べますよ♪

漢字の成り立ち「暁」
(形声文字)

漢字の成り立ち<形声文字とは>


漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>

 

旧字は「曉」。

意味を表す「日」と音を表す「ぎょう」が組み合わさってできた形声文字です。

堯は「ぎょう」+「こつ」でできており、「垚」は土を三つ重ね土地が高い様子を、「兀」は人が頭一つ抜け出ている様子(長身の人)を表しています。

堯は兀の上に垚があるので、「人よりも高い土地」というイメージができます。

そこに太陽を意味する「日」が付き、日が高く上る様子を表した漢字だと想像できます。

説文解字(最も古い部首別辞典)に【晨明なり】とあり、夜明けの意味としていますが、夜明けの意味で使われるようになったのは六朝時代以降とされています。

それまでは、「明るい」の意味で使われていました。

 

さて次は読み方です。

「暁」という漢字の読み方を全て知っていますか?

もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。

チェックしてみましょう!


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目次

漢字「暁」の読み方

音読み・訓読み別に見ていきましょう。

音読み

「ギョウ」
例:暁鴉(ぎょうあ)、暁鐘(ぎょうしょう)、暁光(ぎょうこう)、暁天(ぎょうてん)、暁星(ぎょうせい)、春暁(しゅんぎょう)、今暁(こんぎょう)、通暁(つうぎょう)、早暁(そうぎょう)、払暁(ふつぎょう)、暁闇(ぎょうあん・あかつきやみ)

訓読み

「あかつき」
例:暁(あかつき)、暁闇(あかつきやみ・ぎょうあん)

「さと(る)」(常用外)
例:暁る(さとる)

 

では次に「暁」の書き順・書き方です。

漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。

<漢検>採点基準と合格基準

一画ずつ丁寧に解説していきますね。

漢字「暁」の書き順・書き方
(十二画)(部首:日 ひ・ひへん・にちへん

漢字<画数で検索>する場合はこちら

漢字<部首から検索>する場合はこちら

ゆっくり練習していきましょう。

一画目

・少し内向きに下へ進み、止めます。

ニ画目

・①画目の始点から、やや右斜め上へ短く進み、一旦止め、そのまま少し内向きに下へ進み、止めます。

三画目

・①画目の真ん中から、やや右斜め上へ進み、②画目にぶつかる所で止めます。

★①~③でできる「日」の空間を同じ大きさにしましょう。

四画目

・①画目の終点付近から、やや右斜め上へ進み、②画目にぶつかる所で止めます。

★①②画目の終点が少し突き出るように書きましょう。

五画目

・やや右斜め上へ短く進み、止めます。

六画目

・⑤画目の真ん中を通るように、下へ真っ直ぐ進み、はらいます。

七画目

・やや右斜め上へ進み、止めます。

★⑤画目よりも長く書きましょう。

八画目

・⑦画目の左寄りから、右斜め下へ短くはらいます。

★マスの中心を意識しましょう。

九画目

・⑦画目の右寄りから、左斜め下へ短くはらいます。

十画目

・やや右斜め上へ進み、止めます。

★⑦画目よりも短く、⑤画目と同じ位の長さで書きましょう。

十一画目

・⑩画目の左寄りから、左斜め下へ進み、はらいます。

十二画目

・⑩画目の右寄りから、下へ真っ直ぐ進み、右へ方向を変えて進み、一旦止め、そのまま上へ跳ねます。

★右へ方向を変える時、角を作らないようにしましょう()。

★⑦画目の終点よりも外側で終えましょう(—●)。

 

色々なポイントがありましたが、特に注意したいのは、

・⑦画の横線を長く書くこと。
・⑫画の、右へ方向を変える時に角を作らないこと。

注意して書きましょう。

綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪

ぜひ挑戦してくださいね^^

「暁」は漢字検定準2級レベル
(高校在学程度)

漢字検定のレベル別詳細についてはこちら

 

最後はこの記事のまとめです。

そうだった!こんなこと書いてたな!

と思い出してくださいね^^


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漢字の成り立ち「暁」まとめ

それでは最後にまとめていきましょう。

  • 「暁」の漢字の成り立ちは、意味を表す「日」と音を表す「ぎょう」が組み合わさってできた形声文字。
  • 読み方は、「ギョウ」「あかつき」「さと(る)」。
  • 十二画で、部首は「日(ひ・ひへん・にちへん)」
  • 綺麗に書くポイントは、「⑦画の横線を長く書くこと」「⑫画の、右へ方向を変える時に角を作らないこと」。
  • 漢字検定準2級レベル (高校在学程度)。

 

以上が漢字「暁」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

 

 

 

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