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漢字の成り立ち「連」

本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。

[box03 title=”漢字の成り立ち”]

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[chat face=”character_hakase.jpg” name=”成り立ち博士” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]こんにちは、成り立ち博士です。[/chat]

 

今日は小学校四年生で学習する「連」という漢字です。

成り立ち・読み方・書き順を分かりやすく紹介します。

漢字が好きな人、漢字検定を受ける人もぜひ最後まで読み進めてくださいね♪


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目次から読みたい所へ飛べますよ♪

漢字の成り立ち「連」
(会意文字)

漢字の成り立ち<会意文字とは>


漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>

 

 

馬車を表す「車」と、進むという意味のある「ちゃく(辶)」が組み合わさってできた会意文字です。

馬車は馬や牛、人間を使い引っ張って動かすものであり、そこに進む意味の「辵」を付け足すことによって「連なって進んでいる」とイメージされるようになりました。

そこから「つらなる」という意味で使われるようになりました。

 

さて次は読み方です。

「連」という漢字の読み方を全て知っていますか?

もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。

チェックしてみましょう!


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目次

漢字「連」の読み方

音読み・訓読み別に見ていきましょう。

音読み

「レン」
例:連携(れんけい)、連係(れんけい)、連繋(れんけい)、連歌(れんが)、連木(れんぎ)、連呼(れんこ)、連記(れんき)、連翹(れんぎょう)、連環(れんかん)、連関(れんかん)、連句(れんく)、連衡(れんこう)、連行(れんこう)、連敗(れんぱい)、連休(れんきゅう)、連吟(れんぎん)、連結(れんけつ)、連載(れんさい)、連語(れんご)、連合(れんごう)、連座(れんざ)、連山(れんざん)、連珠(れんじゅ)、連鎖(れんさ)、連子(れんじ)、連累(れんるい)、連体(れんたい)、連帯(れんたい)、連隊(れんたい)、連作(れんさく)、連取(れんしゅ)、連勝(れんしょう)、連射(れんしゃ)、連年(れんねん)、連枝(れんし)、連盟(れんめい)、連名(れんめい)、連日(れんじつ)、連動(れんどう)、連戦(れんせん)、連続(れんぞく)、連尺(れんじゃく)、連署(れんしょ)、連接(れんせつ)、連想(れんそう)、連装(れんそう)、連発(れんぱつ)、連中(れんちゅう)、連綿(れんめん)、連奏(れんそう)、連打(れんだ)、連濁(れんだく)、連弾(れんだん)、連騰(れんとう)、連投(れんとう)、連覇(れんぱ)、連袂(れんべい)、連峰(れんぽう)、連邦(れんぽう)、連夜(れんや)、外連(けれん)、常連(じょうれん)、定連(じょうれん)、県連(けんれん)、馬連(ばれん)、総連(そうれん)、労連(ろうれん)、連子窓(れんじまど)、連合体(れんごうたい)、連体詞(れんたいし)、連文節(れんぶんせつ)、連絡所(れんらくしょ)、連分数(れんぶんすう)、愚連隊(ぐれんたい)、不連続(ふれんぞく)、伴天連(ばてれん)、連用形(れんようけい)、三連星(さんれんせい)、多連装(たれんそう)、溶連菌(ようれんきん)、府県連(ふけんれん)、連銭葦毛(れんぜんあしげ)、比翼連理(ひよくれんり)、合従連衡(がっしょうれんこう)、連子鯛(れんこだい)

訓読み

「つら(なる)」「つら(ねる)
例:連なる(つらなる)、連ねる(つらねる)

「つ(れる)」
例:連れる(つれる)

「しき(りに)」(常用外)
例:連りに(しきりに)

その他

注連(しめ)、注連飾り(しめかざり)、注連縄(しめなわ)、連枝草(うまごやし)、連銭草(かきどおし)、連枷(からざお)、連玉(れだま)

 

では次に「連」の書き順・書き方です。

漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。

<漢検>採点基準と合格基準

一画ずつ丁寧に解説していきますね。

漢字「連」の書き順・書き方
(十画)(部首:辶しんにょう・しんにゅう

漢字<画数で検索>する場合はこちら

漢字<部首から検索>する場合はこちら

ゆっくり練習していきましょう。

一画目

★漢字の「車」を書いていきますが、マスの縦の中心よりも右寄りに書きましょう。

★一~六画目でできる空間は同じ大きさに揃えるようにしましょう。(紫の●)

・やや右斜め上へ進み、止めます。

ニ画目

・一画目の下付近から、内向きに下へ進み、止めます。

三画目

・ニ画目の始点から、やや右斜め上へ進み、一旦止め、そのまま内向きに下へ進み、止めます。

四画目

・ニ画目の真ん中から、やや右斜め上へ進み、三画目にぶつかる所で止めます。

五画目

・ニ画目の終点付近から、やや右斜め上へ進み、三画目にぶつかる所で止めます。

★ニ画目と三画目の終点が少しはみ出るように書きましょう。

六画目

・一~ニ画目の始点よりも左側から、やや右斜め上へ長めに進み、止めます。

七画目

・一~六画目の真ん中を通るように、真っ直ぐ下へ進み、そのまま真っ直ぐはらいます。

八画目

・右斜め下へ短く点を書き、そのまま左斜め下へシュッと跳ね、九画目へ繋げます。

九画目

・やや右斜め上→縦ぎみに左下→右斜め下→左斜め下にはらいます。

十画目

・九画目の終点から、最初は右へ真っ直ぐ進み、六画目の始点付近で右斜め下へ真っ直ぐ進み、最後は力強く右へはらいます。

 

止める所、払う所、角度、空間の大きさ、バランスなど、色々なポイントがありましたね。

注意して書きましょう。

綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪

ぜひ挑戦してくださいね^^

「連」は漢字検定7級レベル

漢字検定のレベル別詳細についてはこちら

 

最後はこの記事のまとめです。

そうだった!こんなこと書いてたな!

と思い出してくださいね^^


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漢字の成り立ち「連」まとめ

それでは最後にまとめていきましょう。

  • 「連」の漢字の成り立ちは、馬車を意味する「車」と、前に進むを意味する「辵」が組み合わさってできた会意文字。
  • 読み方は「レン」「つら(なる)」「つら(ねる)」「つ(れる)」「しき(りに)」
  • 連は十画で、部首は「辶」(しんにょう・しんにゅう)。
  • 漢字検定7級レベル。

以上が漢字「連」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

 

 

 

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