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漢字の成り立ち「結」

本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。

 

[chat face=”character_hakase.jpg” name=”成り立ち博士” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]こんにちは、成り立ち博士です。[/chat]

 

今日は小学校四年生で学習する「結」という漢字です。

成り立ち・読み方・書き順を分かりやすく紹介します。

漢字が好きな人、漢字検定を受ける人もぜひ最後まで読み進めてくださいね♪


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目次から読みたい所へ飛べますよ♪

目次

漢字の成り立ち「結」
(形声文字)

漢字の成り立ち<形声文字とは>


漢字の成り立ち<古代文字の甲骨文字・金文・篆文(篆書体)とは>

 

 

 

意味を表す「糸」と音を表す「きつ」が組み合わさってできた漢字です。

吉の下の「口」は神様に祈りを捧げる祝詞を入れる器を意味しています。

また、吉の上部の「士」は、斧の頭の部分の形を表していて、祝詞を入れる器を斧で閉じ込め、祈りを守るとしていました。

この吉の状態に糸を付けて、「むすんで維持する」ところから、「むすぶ、約束する、つなぐ」という意味となりました。

 

さて次は読み方です。

「結」という漢字の読み方を全て知っていますか?

もしかしたら意外な読み方があるかもしれません。

チェックしてみましょう!


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漢字「結」の読み方

音読み・訓読み別に見ていきましょう。

音読み

「ケツ」
例:結団(けつだん)、結婚(けっこん)、結末(けつまつ)、結局(けっきょく)、結成(けっせい)、結託(けったく)、結実(けつじつ)、結盟(けつめい)、結果(けっか)、結節(けっせつ)、結構(けっこう)、結髪(けっぱつ)、結露(けつろ)、結語(けつご)、結句(けっく)、結核(けっかく)、結界(けっかい)、結球(けっきゅう)、結集(けっしゅう)、結社(けっしゃ)、結言(けつげん)、結論(けつろん)、結合(けつごう)、結束(けっそく)、結締(けってい)、結紮(けっさつ)、結晶(けっしょう)、結審(けっしん)、結党(けっとう)、結氷(けっぴょう)、結線(けっせん)、結滞(けったい)、結腸(けっちょう)、結尾(けつび)、結膜炎(けつまくえん)、氷結(ひょうけつ)、妥結(だけつ)、帰結(きけつ)、増結(ぞうけつ)、締結(ていけつ)、完結(かんけつ)、終結(しゅうけつ)、凝結(ぎょうけつ)、凍結(とうけつ)、直結(ちょっけつ)、論結(ろんけつ)、団結(だんけつ)、秘結(ひけつ)、起承転結(きしょうてんけつ)

「ケチ」「ケイ」(常用外)
例:結縁(けちえん)、結願(けちがん)

訓読み

「むす(ぶ)」
例:結び付(むすびつき)、小結(こむすび)

「ゆ(う)(わえる)」
例:結う(ゆう)、結わえる(ゆわえる)

「す(く)」(常用外)
例:結く(すく)

その他

結(ゆい)、結綿(ゆいわた)、結納(ゆいのう)、結城(ゆうき)、髪結(かみゆい)、結政所(かたなしどころ)

 

では次に「結」の書き順・書き方です。

漢字検定でも、雑な書き方は減点対象です。

<漢検>採点基準と合格基準

一画ずつ丁寧に解説していきますね。

漢字「結」の書き順・書き方
(十二画)(部首:糸)

ゆっくり練習していきましょう。

一画目

・まずは縦長の「糸」を書いていきます。

・マスの左上から、左斜めしたへ進み、一旦止めます。

・そのまま角度を変えて右斜め下へ短く進み、止めます。

ニ画目

・一画目の始点と並行になるように、左斜め下へ進み、一旦止めます。

・そのまま右斜め上へ短く跳ねます。

三画目

・マスのたての中心から左へはみ出ないように、右斜め下へ短く点を書き止めます。

四画目

・ニ画目の真ん中から下へ真っ直ぐ進み、止めます。

五画目

・ニ画目の曲がり角の下から、左斜め下へ短くはらいます。

・ニ画目の曲がり角よりも外側に、四画目よりも高い位置ではらいましょう。

六画目

・三画目の終点と終わりを揃えるように、右斜め下へ短く点を書き止めます。

七画目

・ニ画目の始点下から、やや右斜め上へ進み、止めます。

八画目

・一画目の始点よりも低い位置から、七画目の真ん中を通るように、マスの横中心まで真っ直ぐ下へ進みます。

九画目

・七画目よりも内側から、やや右斜め上へ進み、止めます。

十画目

・七、九画目の始点を線でつなぐイメージで、そのまま内向きに下へ進みます。

・四画目の終点と高さを合わせて止めましょう。

十一画目

・十画目の始点が少しはみ出る位置から、やや右斜め上へ進み、一旦止めます。

・そのまま、七、九画目の終点を線でつなぐイメージで、そのまま内向きに下へ進みます。

十二画目

・十画目の終点が少しはみ出る位置から、やや右斜め上へ進み、十一画目の終点から少しはみ出した所で止めます。

 

左側の「糸」は平行で縦長に書き、右側の「吉」は逆三角形になるように書くと綺麗に書くことができます。

ポイントに注意して書きましょう。

綺麗に書けるようになると、メールじゃなくて手書きの手紙を書いてみたくなりますよ♪

ぜひ挑戦してくださいね^^

「結」は漢字検定 7級レベル

漢字検定のレベル別詳細についてはこちら

 

最後はこの記事のまとめです。

そうだった!こんなこと書いてたな!

と思い出してくださいね^^


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漢字の成り立ち「結」まとめ

それでは最後にまとめていきましょう。

  • 「結」の漢字の成り立ちは、意味の「糸」と音の「吉」が組み合わさってできた形声文字。
  • 読み方は「ケツ」「ケチ」「ケイ」「むす(ぶ)」「ゆ(う)」「ゆわ(える)」「す(く)」。
  • 漢字「結」は十二画で、部首は糸。
  • 「結」は漢字検定 7級レベル。

 

以上が漢字「結」のまとめです。

いかがでしたか?

漢字の成り立から覚えていくと難しい漢字も覚えやすくなりますよ。

楽しく学んでくださいね♪

 

 

 

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コメント

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