本記事は筆者独自の見解です。漢字に親しみを覚えていただければ幸いです。
具体性のない漢字の成り立ちを示す指事文字
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漢字のには「六書」という基本的構成方法がります。
六書とは、「象形」「会意」「指事」「形声」「転注」「仮借」であり、ここでは「指事文字について解説していきます。
目次
六書の中の指事文字
(漢字に注意!指示文字、指字文字ではない!)
説文解字(最も古い部首別辞典)には【視て識る可く、察して意を見はす】とあります。
具体性のないものを書き表した際の位置関係で意味を表したのが指事文字です。
指事文字は数が少ないのが特徴ですので、学習する時は指示文字から覚えると分かりやすいでしょう。
(一と一を並べて二とした)
(線の上に点があるから上)
(横線の下に点があるから下)
(木の根元を表すために、木の下に一を加えている)
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